Not Quick a Nine

日々の気になることを、独断と偏見で綴る、バカ親父ブログです

Amazonアソシエイトのアカウントがクローズ?! 自分がしていた規約違反を再確認してみた

先日、Amazonアソシエイトのアカウントがいきなり停止されてしまいました。
いや、正確にはいきなりではありませんが……。 

ブログの収益化には欠かせないAmazonアソシエイトですが、ちょっとしたことでアカウントが停止されてしまいます。

今日は、そんなAmazonアソシエイトとの生々しいやり取りを書いてみたいと思います。

Amazonからの1通のメール

10月の始めのとある朝、いつものように事務所についてモニターの電源を入れ、メールボックスを見てみると、Amazonさんから一通のメールが来ていました。

メールの直貼りは憚られるので、要約しますが、、

『アマゾン・アソシエイトから重要なお知らせだよ!』

まいど、Amazonアソシエイト・プログラムを使ってくれてサンキュー

1週間前にAmazonアソシエイト・プログラム運営規約に則った運用をしてくれるように連絡した件だけど、どうも期日までに対応してくれてないっぽいから、契約を解除して、アカウントを閉鎖したからよろしく!! あ、ついでに紹介料の支払いも停止するから。

早急に君のサイトからAmazonコンテンツ消しといてね!

ついでに、今後も君のアカウントは監視するし、場合によっちゃ閉鎖、停止すっから。

よろしく!!

なになにぃ???

ちょっと良くわかんないけど、なんかとんでもない事になったのは、直感でわかりました。

1週間前にメールって何さ?? と思って、メールを遡って見てみると、ありましたよおおよそ1週間前にもアマゾンさんから重要なお知らせってやつが。

そこには

まいど、Amazonアソシエイト・プログラムを使ってくれてサンキュー

君のアカウントを調べたら、君はアマゾン・アソシエイトの運営規約を守ってないよね、なんか変な方法でユーザーをアマゾンに誘導してるよね? こっちからはその方法が確認できなかったから、どうなってるか調べて、詳細をこっちに送って。

その結果しだいで君のアカウントは閉鎖するから、そのつもりでよろしく!

てな内容が書かれていたわけです。

強烈な内容とは対照的に、丁寧な言葉遣いが逆に怖いんですよ。

最初のブログを始めてかれこれ十数年、Amazonアソシエイトとも10年以上のお付き合いで、それまで売上こそ微々たるものでしたが、それはそれは歴議正しく仲良くやってきたつもりなわけですよ。

それが、なんで急に……(T_T)

まるで、可愛かった飼い犬が凶暴になって噛み付いてきた感じって言うんでしょうか、、、そんな印象。

急いで対応する

こりゃ大変だ!ってことで、急いで対応しました。

とはいえ、不正な方法で集客などはしていた意識も無く、こちらとしては寝耳に水状態です。
このブログもツイッターも全て登録してあり、何をどうして良いか分からずに、ブログやツイッターのアクセス状況などのデータを画像も含めてかき集めます。

アマゾンからは、テキストデータだけでなく、アクセス解析の画像なども全て添付するようにとの指示があったので、抜かりなくいきます。

そして、改めて対応が送れてしまったことを思い切り低姿勢で詫び、集めた情報を全て送信し返事を待ちました。

結果はNG、アカウント停止

2日後にアマゾンさんから来たお返事が来ました。

恐る恐る中身を読んでみると

残念だけど、送ってもらった内容から判断すると、君のアカウントは再開できないよ。やっぱりアカウント停止な。
アカウント停止した根拠はこの前送った通りだからよろしく!!

えぇぇぇ~~(T_T)

なんでよおぉ。。。何かダメなのさ。。

この時私は気が動転していて、冷静な判断が出来ていませんでした。

改めて規約を全て熟読した

暫くは茫然自失の日々が続きました。

というのも、アカウントが停止された=今までの売上が全てパーということですからね。

はて、、、今まで大丈夫だったのに、何がダメだったんだろう……。

永らくAmazonアソシエイトを使ってきましたが、ここ最近は今までで一番アフィリエイトに力を入れていて、その苦労もあってか、この夏から秋にかけてはかなりの売上になっていました。しかも、夏以降は某販売速報の影響もあり、売上が急激に伸びていました。

恐らく売上が急激に伸びたことで、運営状況にチェックが入ったのだと思われます。

アソシエイトの運営からレッドカードを突きつけられたところで、冷静になって規約を改めて全て読んでみることにしました。

Amazonアソシエイトの規約違反の例

Amazonアソシエイトで規約違反になりやすい条件をブログや解説しているサイトなどで調べてみました。

  1. Amazonアソシエイトに参加している事の明記がない
  2. 登録していないサイトにアフィリエイトリンクを貼る
  3. 価格など古い情報を掲載している『最安値』『激安』などもNG
  4. Amazonの非公式ロゴの使用
  5. 自己アフィリエイトをする
  6. 不適切とされているサイトにリンクを貼る

Amazonアソシエイトの参加している事の明記がない

Amazonアソシエイト・プログラム運営規約10.乙がアソシエイトであることの表示には以下のようにあります。

乙は、乙のサイト上または甲がアソシエイト・プログラム・コンテンツの表示を許可した他の場所のどこかに 「Amazon.co.jpアソシエイト」または「[乙の名称を挿入]は、Amazon.co.jpを宣伝しリンクすることによってサイトが紹介料を獲得できる手段を提供することを目的に設定されたアフィリエイトプログラムである、Amazonアソシエイト・プログラムの参加者です。」の文言を表示しなければなりません。

したがって、アフィリエイトリンクを貼る全てのサイトに、Amazonアソシエイトに参加している事の明記が分かりやすい形で明記されていなければならないというわけです。

で、私はと言うと……

やっていませんでした(T_T) だめじゃん。

こういう規約があることすら知りませんでした。
そういえば、最近こういう事を書いてあるサイトが増えたなぁとは思っていたんですが、まさかこういう規約があるとは思わず、迂闊でした……。

登録していないサイトにアフィリエイトリンクを貼る

アフィリエイトリンクを貼るサイトは事前に審査を受け、審査完了を経た後にアカウント管理のウェブサイトに登録する必要があります。

登録の仕方は規約を読むだけではイマイチ分かりませんが、ヘルプの中のこちらに具体的な記述があります。

新しいURLを追加する場合は、カスタマーサービスに、アソシエイトIDと追加するサイトのURLをお知らせください。通常のサイト審査を経て、アカウントに追加をいたします。
アソシエイト・セントラル - ヘルプ より引用

登録していないサイトにアフィリエイトリンクを貼り続けていると、運営からおかしなトラフィックがあると警告が来ますし、悪質だとアカウント停止にもなります。

これに関しても一応登録サイトにはありましたが、じゃあ審査を受けたの?と言われると微妙……。だめじゃん。

価格や在庫など不正確な情報の掲載

ヘルプ、商品の紹介で注意すべきことは何ですか?によると

  • 価格や在庫について古い情報を掲載する。
  • 商品画像を加工する。
  • 商品画像をダウンロードして利用する。
  • Amazon.co.jpでキャプチャした画像を使用する。
  • 配送について不正確な記述をする。
  • カスタマーレビューの内容を変更する。

などがあるようです。 販売開始などの情報も、記事やツイッターを投稿した時点では最新でも、時間が経てば正確な情報ではなくなってしまいます。

その情報が何時の時点の情報であるのかの明記が必要との事です。

私の場合は販売開始情報などをツイッターで行っていましたが、ツイート自体には時間が記録されているものの、文章の中には入っていなかったので、これも微妙……だめじゃん。

Amazon非公式ロゴの使用

Amazonのロゴの使用も商標の問題でデリケートなようです。

Amazonからは正式にAmazon.co.jp ロゴボタンが配布されているので、こちらを利用しろということでしょう。

私もAmazon関連の記事を書いていて、記事中にロゴやキャプチャーなどを入れていたので、急いで消しました……だめじゃん。

自己アフィリエイト禁止

Amazonアソシエイトでは、基本的に自己アフィリエイトは出来ません。

規約には、自分や家族が購入した分の注文はカウントされないと書かれていますが、ヘルプを見ると、下記のように書かれています。

アソシエイトメンバーが運営するWebサイトのアソシエイトリンクを通しての自己注文はお控えください。メンバー自身の注文に対して紹介料は支払われません。別のお客様用の商品、代理注文、または結果的にメンバーや友人、家族、知人の方が使用する商品なども、メンバーが運営するアソシエイトリンクから注文することはできません。
アソシエイト・セントラル - ヘルプ より引用

アフィリエイトリンクが正常に作れているかどうか、実際にリンクに飛んでみてタグが正常に入っているか確認したくなりますが、これをしてしまうと、その後24時間以上経たないとセッションが切れない為、翌日までAmazonでの買い物が出来ないという状態になってしまいます。

もしリンクが正常に作れているかを確認したい場合には、ツールの中にリンクの動作確認ツールがあるので、これを利用すれば安心です。

また、リンクを万が一踏んでしまった場合には、Chromeのシークレットタブを使ったり、普段使わないブラウザを使うなどの工夫が必要です。

これについても私は知りませんでした。

自分でリンクを踏んだ踏まないにかかわらず何も考えずにAmazonで商品を購入していました。

私は自他共に認めるAmazonヘビーユーザーなので、そりゃもうAmazonで買いまくっていますから、当然自己アフィリエイトとみなされる購入も多数あったと思われます。

もうね、本当にダメダメじゃん。

不適切とされているサイトにリンクを貼る

サイト審査時には適正サイトと認識されていても、運営次第で不適切と判断されれば、そこでアカウント停止になる可能性はあります。

規約中には不適切なサイトの例が下記のように書かれています。

(a) 性的に露骨な内容を奨励または含むサイト。

(b) 暴力を奨励するまたは暴力的内容を含むサイト。

(c) 誹謗中傷を奨励するまたは誹謗中傷的な内容を含むサイト。

(d) 人種、性別、宗教、国籍、身体障害、性的指向もしくは年齢による差別を奨励する または差別的慣行を用いているサイト。

(e) 違法行為を奨励または実行するサイト。

(f) 甲またはその関連会社の商標や、甲またはその関連会社の商標の変形またはスペル違いをドメイン名、サブドメイン名またはソーシャルネットワークサイトのユーザー名、グループ名その他のアカウント名に含むサイト(例については、商標ガイドラインをご確認ください。)。

(g) その他知的財産権を侵害するサイト。

(h) 上記のほか、甲が本プログラムに適切でないと判断するサイト。
アソシエイト・セントラル - Amazonアソシエイト・プログラム運営規約 より引用

なかなか厳しいですね、ブログの記事内容にもかなり気を使わないとダメな事が分かります。

特に、(h)にあるように、『甲が本プログラムに適切でないと判断するサイト』なので、Amazonがダメって思ったら、ダメなんですよ。

これに関しては、私のサイトがどう審判がくだされたのかは闇の中なので、そう思われないように祈るくらいしか無くなっちゃいます(^_^;)

結局、たくさんの規約違反があった

振り返ってみると、1と5に関しては黒、その他に関してもグレーという結果に。

自己評価でもこんなに怪しい運営じゃ、そりゃぁ公式に閉鎖と言われても致し方ないというところでしょう。

その後暫くは、水の泡となった売上を前に茫然自失の日々が続きました。 アソシエイトの管理画面を見ては、アカウント閉鎖されましたという文字を見て、ため息をつく毎日です。

流石に金額が金額だけに、諦めきれないブンガさんでした。

当然アフィリエイトはおろか、ブログも書く余裕ありません。

元々更新頻度が低いブログなのに、なおさら更新できなくなるという悪循環(T_T)

案外厳しいAmazonの規約違反

ということで、Amazonの規約違反への制裁はある日突然やってきます。

AmazonアソシエイトにおいてはAmazonは神のような存在なので、あちらがダメといったらダメなんです。

今回の記事は、私と同じような犠牲者が一人でも少なくなることを祈って書きました。

皆さんも規約違反には十分に気をつけましょう。

ブンガ的まとめ

諦めきれない私は、その後もあ~だこ~だとAmazonさんと色々あるわけですが……。

それは次回の記事としたいと思います。

ではでは(^.^)/~~~