Not Quick a Nine

日々の気になることを、独断と偏見で綴る、バカ親父ブログです

手持ちのヘッドフォンを魔改造(リケーブル化)してみた

こんにちは、ブンガです。

我が家にはエレクトーン(電子オルガン)なんてもんがあります。 このエレクトーンの練習用に大音量にも耐えられるような、ガッツリ耳が被るようなヘッドフォンを用意してあります。

ところが、我が家にはチョビというイタズラなニャンコがいまして、こいつの得意技が細いコードの切断なんですね。

どうも、あのコードを切る時の、プチっていう感触が好きらしく、細めの良い感じのコードを見つけると、手当たり次第にプチプチとコードを切ってくれます。

ヘッドフォンが無いから練習できない

最初はエレクトーンを購入した際におまけで頂いたヘッドフォンを使用していたんですが、こいつは早々に切断されてしまいました。

ヘッドフォンが無いとやっぱり大きな音を出して練習できないので、乗らないんですよねぇ……。

なので、何度か修理をしましたが、あちこち切断されすぎで、けっきょく修理を断念。

その後、もうちょっとコードが太ければ噛まれないんじゃないか??という考えの元、2代目のヘッドフォンを購入しました。

それがこちら。

プロフェッショナルモニターヘッドフォンとかってなってますが、1万もしない廉価版のヘッドフォンです。

しばらくは大丈夫だったものの、こいつもしばらくすると噛み切られてしまい、こんな状態に。


それからはヘッドフォン無しで、スピーカーの音を極力絞って練習をしていました。

ただ、練習時にあまりにも音が小さいと、細かいところが聞き取れないのと、、、、

やはり気分が乗らないんですね。

なもんで、あんまり練習しなくなっちゃうという悪影響が……。

しかし、こんなんじゃイケナイ……もうちょっと練習しないとって思うわけです。

そうだ、、、新しいのを買おう

やっぱり思いっきり大きな音で練習したいって思い、新しいヘッドフォンを買おう!!と決断し、ネットで色々と検索……。

すると、どうもコードが取り替えられるタイプのものがあるらしい事を知ります。

なんでも、これをマニアの間ではリケーブルと呼ぶらしいんですね。

このリケーブルタイプのヘッドフォンっていうのは、プロの方たちが使うヘッドフォンなどに多くて、現場で急にコードが断線したりして使えなくなった時に、いちいち修理したりする時間を必要とせず、簡単にコードが取り替えられる様にしたものなんだそうです。

なにそれ!!!

猫に噛み切られる → 修理する(時間かかる)

猫に噛み切られる → 修理する(時間かかる)

猫に噛み切られる → 修理する(時間もったいない!)

なんだよ、それって
私の為に用意されたようなヘッドフォンじゃんか!!

興奮気味しつつアマゾンさんに聞いてみます。

ちょ。。。。 たけぇ……(T_T)

音質の良さそうなやつはやっぱり高いんです。

せめて1万を切るくらいのが欲しいけど、なさげ。

思いっきり安いのはあるけど、それだと音がショボい気がします。

自分で作ったほうが安い事が判明

どれにすっかなぁ……と仕事の休み時間に悩んでいたら、横から父が

『そんなもん、自分で作ればいいじゃんか……』

と、つぶやきます。

あ、、、そうか、自分でコネクタ買ってヘッドフォンに埋め込めば良いんだ。

必要な部品をアマゾンさんで探してみると、1000円ちょいで揃えられることが判明。

早速プライム注文しました。

部品到着

まずは、3.5mmのジャックが挿せるメスのコネクタですが、取り付けスペースを見越して丸型の小さめの物を選択しました。

取り付けるコードはなんでも良いんですが、今回はチョビが噛んでも楽しくないであろう、布でシールドされたタイプを選択しました。

これで噛まれるなら、また違うタイプを試せばいいだけなのだ(^o^)v

ばらす

さっそくばらします。 まずはパッドを外します。



次にネジを外すと、ぱっかりと中身が顔を出します。

この辺のメンテのしやすさは好印象ですよ、オーディオテクニカさん。



もう長いコードは必要無いので、さくっと切ってしまいます。

これでもう後戻りは出来ませんよ(^o^)



コードが出ていた口元はこのようにゴムが挟まっているので、こいつを抜くとおおよそφ7程度の穴が空いています。

なんと私の購入したコネクタも丁度φ7なので、ピッタリ!!!

ビックリ!!

なんて神技フィッティング。



切ったコードの先端が赤、青、ゴールド(無色??)で、コネクタ側の短い端子には1,2と書いてあります。

どれとどれが繋がるのが正解なのか見当もつかないので、適当に繋いでみたりします。



どうもスピーカー位相チェックのYoutubeなどでチェックしますが、どうも変です。 色々と試行錯誤しつつ、何度めかのテストで正しいつなぎ方がわかったので、ハンダ付けします。

すんごいボテボテですが、細かい事は気にしないで行きます(^o^)



念のために、ホットボンドで結線部分を固定しておきます。

コネクタ部分はネジでヘッドフォン本体と固定されてしまうので、ぐらつく心配は無いんですが、あくまで念の為。

本体内にコードがぶらぶらしないように固定しつつコネクタをネジ止めし、フタとパッドをもとに戻します。



完成!!

布シールドの青いケーブルを取り付けてみました。

うんいい感じです(^o^)

音も問題なしです。

ケーブルはいつでも好きな時に変えられるので、もっと良いケーブルにすれば音の感じが変わったりするんでしょうね。

まぁ、私はそんなに音の質にはこだわらないので、このままで十分ですけどね。

いつもこんな曲弾いてます

お前はどんなもんをエレクトーンで弾いてるんだ??ってことで、昔アップした練習曲を貼り付けてみますね。

この曲は裏でシーケンサでオーケストラが色々と鳴ってくれて、弾いていて気持ちがいいです(^o^)

youtu.be

ブンガ的まとめ

ヘッドフォンが直ったので、また思う存分大きな音を出して練習できそうです。

また練習して何かYoutubeにアップしないとモチベーションが続かないな。

なんかリクエストあったら気軽に言って下さいな(^o^)