Not Quick a Nine

日々の気になることを、独断と偏見で綴る、バカ親父ブログです

無意味な炎上で消耗しないために気を付けたいこと(正当な主張でも対応次第で批判を浴びる)

暖かくなってきて、朝起きるのが大変になってきましたね。

こんにちは、ブンガです。

さて、ここ最近のニュースをみて、ふと思ったこと。

それは、物事の対応ってのを一歩間違えると、立場が逆転しちゃうよねっって話し。

性の喜びおじさんの件

ちょっとしたまとめ記事書きましたが、性の喜びおじさんが死んじゃった話しですよ。

notquicka9.hatenablog.com

そもそもは盗撮されたおじさんが怒って手を出しちゃって、それを周りの人達が危ないってんで取り押さえたら死んじゃったって話しです。(詳細不明だけどね)

まぁ最初は盗撮しちゃったのはどう考えても良くない。

けど、それで手を出しちゃったら、ダメで、この時点で盗撮した方より手を出したほうが悪い感じになっちゃってる。

でも、それを取り押さえるのは良いけど、死ぬまでやっちゃったら、そりゃ手を出した側よりももっと悪くなっちゃってる。

結果死人が出るとこまでやり合ってどうする?って話しですよ。

どこかでどちらかが手を引けば、大事にはならなかったよね。

吉田沙保里の情熱大陸ディレクターメール事件

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20170313-00518588-shincho-entzasshi.news.yahoo.co.jp

情熱大陸のプロデューサー福岡氏が番組作家B氏が話していた内容が吉田沙保里さんに失礼だということで、それを聞いていた番組ディレクターA氏が関係各所にメールでその内容を送りつけるという事件。

送られたメールがこちら、差出人は情熱大陸で吉田選手の会を担当したフリーディレクターA氏。

突然ですが、昨日OAした吉田沙保里の回を持ちまして、情熱大陸から離れることを決めましたので、ご報告申し上げます。簡単に言えば、福岡プロデューサーとはこれ以上一緒に仕事ができない、と考えたことが理由です
作家としてついてくれたBさん(メールは実名)は言いました。「見れば見るほど、(吉田選手が)可愛く見えてきましたよ」。
(中略)
しかしその直後、福岡氏が発した言葉に絶句しました。「じゃあBさん、イケるんですか~?」(中略)イケるはずがないブスだとでも? 
どこからそんな下卑た発言が生まれるのか。(中略)激しい憤りを抱いたのと同時に、深く傷つきました。(中略)今でも思い返すと手が震え、涙が滲んできます

で、こういった内容のメールを情熱大陸に関わる全プロダクションや制作会社の各部門にも送っているという事で、大きな反響を呼んでいます。

当然、ここまで話が大きくなってくると、吉田選手本人の耳にも入るわけで、恐らく一番傷つくのは吉田選手本人なんじゃないですかね?

このディレクターA氏は吉田選手に感情移入したのは良いけども、結局吉田選手を苦しめる結果になっています。

仕事現場の裏の話で、人には話せないような下世話な話しはつきものだったりしますし、それが息抜きになったりしている人もいるでしょう。

もちろんそれが許せない!という人も当然いると思います。

だからといって、それを公の場にぶちまけて公開してところで、あまり良い結果は得られないのがわからないのかなぁ……と思ってしまいます。

こんな話しは内輪で片付けるほうが、どちらにしても得だったりするもんですよ。

ラーメン二郎のツイートの件

次にラーメン二郎のツイートで炎上しちゃってる件。

  • 客が全部マシマシを注文したので、初めてのお客さんには食べ切れるか分からないだろうから、普通盛りをお勧めした。

  • それでも強引に全部マシマシを注文した。

  • にも関わらず食べ残した。

  • 店主が怒りのツイートを拡散し、炎上!!

ここでも同じような事が起こっています。

客が食べ物を残してしまうまでの行動は、決して褒められたもんじゃありません。恐らく多くの人がそれは勿体ない、失礼だと批判するでしょう。

しかし、店主が怒りのツイートをした段階でその立場が180度変わって、批判される側にまわってしまいます。

やり過ぎると出てくる弊害

3つの件に共通しているのは、「やり過ぎはダメ」ってこと。

  • 3人で取り押さえる必要があったのか?
  • メールをあちこちに送る話し?
  • ツイッターで拡散しないほうがよくない?

どの問題についても、そこまでやらなきゃ大問題にはなっていないことばかりです。

正しい主張も、その主張の仕方で本来出てこなかった批判が噴出する事が多々あります。

たとえ正しい主張だったとしても、その主張を多くの人に広めることで、出てこなかった批判が出てきます。

拡散によるデメリット

メールで主張を拡散したり、ツイッターでつぶやくなどの行為は、正義の主張を広めることで味方も増やしますが、同時に本来見えなかった敵も生み出します。

少ないサンプル数では出てこなかった反論意見が、サンプル数が増えることであぶり出されます。

さらに、そのあぶり出された意見によって、反論や反対意見が増大する可能性も捨てきれません。

たとえ、その主張が正当なものだったとしても、過激で攻撃的な行き過ぎた主張は、凶器になり批判の的になります。

性の喜びおじさんは別として、情熱大陸の件もラーメン二郎の件も、商品を扱ういわばイメージ商売です。

イメージが大切な商売において、わざわざマイナス要素を生み出すような行為は得策とは思えません。

ツイッターなどで正当な主張を過激に書く行為は、承認欲求を満たす行為と良く言われます。

個人の承認欲求を満たすために、商品のイメージを損ねるのは得策とは思えません。

その欲求を満たすために、同じ仕事に従事しているメンバーを犠牲にするということを忘れちゃ駄目です。

メリットとデメリットを考えましょうね、下手な拡散は費用対効果があまりにも悪すぎます。

送信ボタンを押す前に一呼吸

とはいえ、うわぁ~~~っと主張をぶちまけたい時もありますよね。

私もそんなことしょっちゅうです。

先程、この記事を書き終えたところで、行間を調整したり画像をアップしている最中にブラウザがフリーズし、3000文字以上が一瞬にしてパーですよ。

思わずツイッターに文句書きましたけどね(^_^;)

それは置いておいてですね……

とりあえず、メールにしてもツイッターにしても送信ボタンを押す前に一呼吸おきましょう。

その文章を送ったら困る人はいないのか? よく考えましょう。

よ~く考えて、大丈夫と思ってから送っても遅くないです。

ブンガ的まとめ

ということで、久々にオピニオン的な記事を書きましたが……。

珍しいことをしたもんだから、保存する前にブラウザがフリーズして、記事が飛ぶという事件に巻き込まれて、まさかの書き直しですよ(T_T)

不思議なもんで、同じ文章は二度と書けないんですよねぇ。 ほんと不思議。

てことで、送信ボタンを押す前に、よ~く考えて!って言って下書き更新をサボってるから、痛い目にあったという。

そんなお話でした。