文春と朝日が大騒ぎしている「備忘録」は詰めが甘すぎないかい？

昨日、週刊文春と朝日がほぼ同時に報道し、マスコミやネットで大騒ぎになっている「備忘録」の件で、個人的に感じたこと。

最近は仕事が忙しすぎてほぼプライベートな時間がないため、ほぼはてなブログの記事を書くこともなく、気になった記事にはてなブックマークを付けつつ難癖を言うくらいしか時間がないのですが、今回のこの件に関してははてブやツイッターでは文字数が足らずに言いたいことが書ききれなそうなので、はてなブログの記事にメモ代わりに書いておきます。

あんまり政府寄りのことを書くと、やれエクストリーム擁護だとか怒鳴られそうだけども、努めてニュートラルに判断しようとしていますんで、宜しく。

文春さんが報じた『備忘録』がこちら

兎にも角にも、問題になった文章が見えないと話にならないので、最初に文春さんが報じたリンクをこちらに載せておきますね。（文春さんJavascriptで変な小細工しないで普通に載せてよ、いちいちスクリプト切るの面倒だから）

結論から先に言っておきますね。

県知事さん曰く、書いた人は特定しているとの事なので、こんな言葉足らずの内容の文章を使って騒いでいないで、とっとと書いた人とその周辺の人たちを集めて、どういう意図で書かれたものなのか？をもっと詳細に報道すればいいと思うんですよ。

ということで、以下その根拠などいろいろです。

主語と述語の対が良くわからない件

　で、問題視されている部分ってのが、こちらね。

加計学園から、先日安倍総理と同学園理事長が会食した際に、下村文科大臣が加計学園は課題への回答もなくけしからんといっているとの発言があったとのことであり、その対応策について意見を求めたところ、今後、策定する国家戦略特区の提案書と併せて課題への取組状況を整理して、文科省に説明するのがよいとの助言があった
「柳瀬秘書官発言」文書に安倍首相と加計理事長が会食の記述 | 文春オンライン　より引用

備忘録だから仕方ないとはいえ、この文章って全く主語述語の対がわからないと思いません？

これじゃ、誰が誰に言ったのか全くわからないよね。文章の中に出てくる単語は驚くほどキャッチーなのに、誰がどうしたのか？という確実な情報が一切含まれていないってのは凄くないですかね？

まず、「加計学園から」どうしたんだよ。　「加計学園から発言があった」のか「意見を求めた」なのか、「助言があった」なのか、全くわからない。

おそらく左寄りの倒閣を狙っている層は、安倍さんと加計氏が会って画策をしてすべてを動かしたとしたいんだろうね。
だけど私には、今までの朝日の偏った報道の仕方を見てきたが故に、それをそのまま信じ込むのはとても危険なんじゃないの？という防衛反応があるんですよね。

これも余談ですが、これまで何度も言っていますが、私は特に右寄りという訳ではなく、どちらにも寄らず中立を貫いてきたつもりで、この朝日の報道には要注意というのも、極端な左寄りの報道には補正を入れないと中立でいられないと判断するからです。